【終了しました】復興コンサート in 仙台トラストシティ ~祈り、そして光~ vol.2
東日本大震災から5年。いまあらためて、あの日への祈りと未来への希望を込めて、仙台の音楽家が歌とフルート、ピアノによるアンサンブル演奏をお届けいたします。 (共催:公益財団法人音楽の力による復興センター・東北)
※2015年10月仙台トラストシティにて撮影
出演する4名の音楽家からのメッセージを、2回に分けてご紹介しています。今回はフルートとピアノを担当するお2人からです。
第一回目の記事はこちら
※2015年12月気仙沼市のコンサートにて撮影
復興コンサートに参加させていただく度に、「音楽の力」によって、癒しのパワーをお届けして、いい気持ちの時間を共有したいと願ってきました。今回も、フルートの音にこの願いと祈りを乗せて演奏したいと思います。どうぞゆったりとお耳を傾けて、いい気分になっていただけたら嬉しいです。 フルート 山田みづほ
これまで様々な復興支援コンサートに参加させて頂き、「少しでも音楽で力になれれば、楽しんで頂ければ…」と思い演奏してきました。でも、気がつけばいつも私の方が力を頂いていた気がします。演奏の後、聴いていただいた方々が笑いかけてくださるたびに心が温かくなりました。今回も、3人の素敵な演奏家と共に精一杯の演奏をしたいと思います。少しでも音楽で何かを届けられれば嬉しいです。 ピアノ 掛田瑶子
今回のコンサートで演奏する曲に込めた思いを、出演者にうかがいました。 ♪すべては終わりぬ(Hard Times Come Again No More)/フォスター作曲 初めて歌うきっかけを2012年に頂き、その歌詞とメロディーに私自身が癒されました。「どんな辛い時があっても全ては終わるだろう」という歌詞が南北戦争中も愛唱され、人びとはこの歌で励ましあったそうです。優しく包み込むようなこの曲は、フォスターの歌曲の中で一番好きな歌になりました。(ソプラノ齋藤翠) ♪Stand Alone(スタンド・アローン)/久石譲作曲 テレビドラマ「坂の上の雲」の主題歌としてきっとご存じと思います。これは、震災後に行ったあるコンサートで、知らない方から「この歌、好きなんです。聴けてよかった」と笑顔で声を掛けていただいた思い出の曲です。未来に向かって踏み出す勇気を与えてくれる素敵な歌詞を、今回もみなさんと共有できれば幸いです。(メゾソプラノ菊池万希子) ♪フルートと管弦楽のためのアンダンテ K.315/モーツァルト作曲 モーツァルトが完成したフルート協奏曲は2曲ありますが、この曲を含めた3番目の協奏曲を作るつもりだったという説と、第一番協奏曲の第2楽章にするつもりだったという説があります。22歳の彼が書いたこの曲の、何も言わずにふわっと手を握ってもらったような、穏やかな温かさを感じていただけたら嬉しいです。(フルート山田みづほ)
復興コンサート in 仙台トラストシティ ~祈り、そして光~ 【日時】 2016年3月12日(土) 開場16:30 開演17:00 終演18:00 【会場】 仙台トラストタワー 1階エントランスホール〔80席/入場無料〕 【出演】 ソプラノ齋藤翠 メゾソプラノ菊池万希子 フルート山田みづほ ピアノ掛田瑶子 ※2015年10月仙台トラストシティにて撮影
【曲目】 スタンドアローン/久石譲作曲「坂の上の雲」より すべては終わりぬ/ フォスター作曲 アンダンテK.315/モーツァルト作曲 【お問い合わせ】公益財団法人音楽の力による復興センター・東北 TEL:022-797-0233 「公益財団法人音楽の力による復興センター・東北」の公式ホームページはこちら
また、この日は11時から16時まで、5階のラウンジにて仙台在住の作家さん達による「モノづくり市」を開催いたします。 コンサートの前に是非お立ち寄りください!くわしくはこちら
皆様のご来場を心よりお待ちしております。